ブッククラブ おはなしちょうだい

ブッククラブおはなしちょうだいは、子どもたちに豊かなことばとよい本に出会ってほしいと企画されたブッククラブです。絵本の第一人者の企画・選書によるブッククラブです。

あったとさ2012年10月号

楽しみはここから

2014-03-19

よい絵で育つ

かつて『絵本百科』(平凡社)という子ども向けの5巻本がありました。大判の本で、中身はすべて当時の画家の手による絵でうめられ、子どもにもわかる簡潔な文章で説明されていました。新潟出身の文芸評論家、斎藤美奈子さんは、子どものころ自分の基礎教養のほとんどがこれによって培われたと思うくらいこの本を楽しみ、ぼろぼろになるまで読んだといいます。
でも、この本は絵が暗いと当時、不評だったらしく、間もなく別な形に変えられてしまいます。彼女はこれにたいして「わかってないなあ、もう。あれがよかったのに」と嘆いています。
図鑑や百科事典となれば、知識を伝えるもの。それには、写真のようにありのままを正確に伝えることが第一だと普通は考えます。それには画家の手になる絵よりは、写真やグラビアがよいと。知育偏重の時代のあおりなのでしょうか、この傾向は強まるばかりです。テレビのアニメもこれに拍車をかけます。キラキラ、くっきり、はっきりだけが強調されます。でも、子どもが生まれ持った感性を磨くには、これだけでよいのか。
美術の秋ともなれば、親子連れ立って展覧会の絵を見に行きます。どの絵にも、描いた人の目や心をとおしての世界が描かれています。おとなはそれが本物に似ているかどうかだけを問題にしがちですが、子どもはどうもちがうようです。
画家が描いたお菓子の絵のある本を、子どもが大事そうに壁に立てかけて見ています。新聞の織り込みにある、お菓子のどんなきれいな写真よりも、このほうが子どもの目には「ほんとうのお菓子」に見えるようです。
配本される本のなかには、30年、40年と読みつがれている本が何冊もあります。子どもの感性が育つ絵とは、どんなものか。ちょっと心してご覧になってみてください。

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