ブッククラブ おはなしちょうだい

ブッククラブおはなしちょうだいは、子どもたちに豊かなことばとよい本に出会ってほしいと企画されたブッククラブです。絵本の第一人者の企画・選書によるブッククラブです。

楽しみは、これから

2014-10-24

熱中できるころ
暑さを忘れることができる本というものがあるようです。個人的には、中学生のころ読んだ、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』や、高校、大学生のころ夏になれば、きまって読みふけったのが岩波文庫の『寺田寅彦随筆集』でした。読んでいるとなぜか、外の暑さを忘れ、心のなかにさわやかな風を感じることができたのです。おそらく、みなさんもそれぞれきっと、こうした本がおありだっただろうと思います。
これを過去形でいわなければならないところに、歳をとることのつらさがあります。本を読んでいても、子どものときや青年時代のようにそれ一つに集中することができなくなってしまっているのです。ほかに読むべき本があると心が動いたり、やらなければならない仕事のあれこれを思い浮かべたりと、とても暑さを忘れるどころでありません。八木重吉のこんな詩があります。
はん省ということをわすれて/ 大人のなかまからははなれてしまった/ いちねんということをうしなって/ こどものむれからはなれてしまった
ひたいや鼻のあたまに汗をにじませながら、子どもたちが絵本に見入っている姿をよく目にします。外の暑さなど、気にならないほど熱中しているのです。これに、親切気をおこしたまわりの大人が、「読んでやろうか」といったら、ある子がすかさずいいました。「ほっておいて!」
子どものこの「熱中症」を大切にしてあげましょう。スイスの著名な児童文学者のヒューリマンさんが日本へ来て感動したのは、そんな子どもの読書風景でした。そして、なんとこれが彼女の世界的な名著『絵本の世界』の表紙を飾ったのでした。

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